アーユルヴェーダとヨガのある暮らし。
明るく楽しい暮らしの知恵。
先日のブログの内容に対し、
あちこちからご感想をいただきました。
実際にやってみると思いのほか大きな音に感じ、
その体験から、
『一体、わたしは毎日どこに目を向けているんだろう?』と思いましたと。
この体験をアーユルヴェーダとヨガのある暮らしでは幸運の前触れとします。
どうしてか!?
わたしたちの知覚器官は、
集中する先の対象物に対し優先順位を持っています。
それにまかせっきりになっていると、
色んな事に盲目になって見落としてしまう暮らしになります。
ひとによって、
厭なことにずっと集中していることだってあります。
メンタルヘルスが必要になるひとは、
この傾向を持ってます。
集中するものに時間をかいて、
大事なことを見落としていくなんてもったいないですね。
明瞭。
ということばが自分を救う。これ基本姿勢です。
意識の集中する先を変えることで新しい世界が入ってくる。
だから幸運の前触れってわけ。
子育て上手な親は、
『あなたはその時どうしてたの?』と声をかけ、
なるったけ自分の行為を観るちからを教育します。
こうすることで物事の捉え方や構成手順に気づきやすくなります。
自分が良くわかるから見直しもやりやすくなるってわけ。
体験において都度行われるから、
因果関係を結ぶのにも無理がない。
実感しやすい。
もうパーフェクトですわ。
さらに、
厭なことに集中していることも発見しやすくなります。
自分ではわからないうちに、意識が不益な対象物に集中してたりするもの。
厭なことは使い方次第だと教えたり、
それが不益なら無意味に囚われないようにと教えます。
不幸に引きずられないようにする力を子どものうちから身につけます。
文化の背景に、
行為主義思想からうまれた仏陀の教えの影響もあるのでしょうね。
子どもが人として個人の生き方を確立していけるように、
心の使い方を援助するところは見習いたいですね。
落ち葉の色や音に、あえて意識を集中させることで幸せな気持ちになる。
たったそれだけ。
これを機に、
あなたの集中する先を工夫してみてください。
暮らしのなかにある「音」ってたくさんあります。
わたしはそれに耳を傾けるのも、
臭いに集中するのも大好きです。
つい最近では、お天気雨を満喫。
雨が降るときの大地の香りだけでなく、
雲間から日差しが射しこんでくる太陽の輝きをジックリ眺めるだけ。
そのひと手間で気分上々。
心に安らぎが訪れます。ゆえに勇気凛々。
(主観・・・)
その心のお陰で、その日はやっぱり幸運に見舞われました。
幸せは日々の暮らし方から生まれるもの。
幸せはあるものではなくて、味わうもの。
お試しあれ♡
次回は、
集中してはいけない嫌な対象物と題してご紹介しますね。
本家の『心のメモ帳』と呼応するように作ります。
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