アーユルヴェーダとヨガ行法を暮らしに取り入れた情報をご紹介しています。
アーユルヴェーダとヨガのある暮らし・夏には夏の入浴法
です。
東洋思想では、肉体は『心の入れ物・器』の位置づけです。
入れ物が不調では心が落ち着いていられません。
保護する意味で大切にしていきます。
ただいま梅雨とはいえ、猛烈な湿気と暑さが襲う日が訪れます。
そんな中、心も体もほっとする時間に『沐浴スタイルの入浴法』を取り入れてみませんか?
まず、この時期は冷房が効いている室内で猛烈に冷え切ってしまっている人と、
そうではなく、汗腺がしっかり開いて代謝がかなり上がっている人と分かれます。
人間の睡眠の質に体温が深くかかわっているのは皆様もうご承知ですね。
入浴後に少しずつ体温が下がっていくときに入眠するのが自然です。
ところがその事情がこの暑さでつくられにくい。
空調だけでなく、ちょっとした入浴法を取り入れることで『涼』を楽しめます。
今現在、あなたのお風呂の温度は何度ですか?
シャワーだけで済ませてますか?
通常40度前後ではないかと思います。
いつもならそれでよいのですが、この温度では猛烈な暑さで熱っぽい身体には負担が大きいです。
入浴後に汗が噴き出すような事態になる人もいますよね。
そこでおすすめの温度が35度前後。
ちょうど温水プールのような感じです。
水ほど刺激が強くなく心臓にも負担がかかりません。
最初は少しずつ温度を下げてみてくださいね。
シャワー中でもこの温度だとス~ッとした感触があるかと思います。
もっと暑がりな人や火照っている人は、35度から少しずつもっと下げても構いません。
ここはお好みで調整してください。
これは沐浴スタイルにヒントを得た入浴法です。
スリランカで研修中、ホテルに帰宅する途中で見かけた現地の人の知恵を拝借。
土木作業を終えた若い女性の二人組が、
道路わきの沼へと近づいていくので何をするのかと観察していると、
なんとそのまま沼の水で沐浴を始めたのですね。
ものすごく楽しそうにしているではありませんか!
気持ちよさそうに振舞っているのを思い出しました。
そう、川ほど流れがあるわけではないので川に比べるとちょっと水温が高いのです。
沐浴スタイルは爽快になります。
サロンでは夏の入浴法として皆様にご紹介して実施していただいてますが、
好評です。
なかには、アロマでより入浴タイムを楽しんでいる人もいます。
夏には夏の入浴法をぜひ楽しんでエネルギーチャージに利用してみてくださいね。
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