胃の疲れのパターンをご紹介します。
あなたはどれに入ってますか!?
アーユルヴェーダではジャータラアグニと言います。
ジャータラとは胃・腸の意味で、胃に入った食べ物を最初に消化する酵素としています。
13種類のアグニの中で一番消化力が強く、他のアグニの源でもあります。
ですのでジャータラアグニをいかにして正常化させておくに着目します。
基本中の基本は、空腹になってから召し上がるようにする。
逆説的には、空腹になる量を自分で研究するってことでもあります。
これを守っておけば、その日のうち、ないしに2.3日で帳尻が合うように出来てますでしょ。
基本を守っていれば、慢性的な疲労になるはずはない。
とまぁシンプルで簡単なんです。
その量から一歩前進して質を研究していけばいいってだけ。
量と取り方を心がけることなだけ。
アーユルヴェティックライフを行うと、料理上手になりますよ。
①サマーアグニ(正常な消化力)
時間内に消化が出来ます。食べた物を美味しく感じますし、喜びも感じます。
順調は消化力をもち、消化・吸収・解毒・排泄も順調に作用している。
②ヴィシャマアグニ(不規則な消化力)
あるときは順調なのに似たような量や取り方をしても、
不規則的に消化が出来ない日がある。
神経質やストレス負荷がかかると途端に乱れます。
過腹部膨満、腹痛、便秘など運ぶ力が弱まります。ヴァータ性質が強い人が多い。
③ティークシャナアグニ(異常に強い消化力)
油っこいモノや大量を簡単に消化する、空腹感が非常に強い消化力です。
口喝やのどの渇き、唇の乾燥、熱っぽい感覚、皮膚のかゆみ、下痢。ピッタ性質が強い人が多い。
④マンダアグニ(弱い消化力)
少ない量でもなかなか消化が出来ません。もたれ。満腹感が消えない。
頭が重い、咳や鼻水などの風に似た症状。嘔吐、むくみ、脱力感がでやすい。
カパ体質が強い人が多い。
次回これに、サロンらしく『メンタル(心因性)』を付け加えます。
胃は迷走神経(脳神経)と深いかかわりがありますからね。
お楽しみに。
まずは胃の具合を観察して、タイプを自分で見つけておいてください(^^ゞ
全部該当する人はそれだけ、気分と身体が直結しやすい人ってことです。