肉体(シャリーラ)に備わっている知覚器官の機能は、
一人一人微妙に違います。
知覚神経(ジュナーネンドリア)から脳に送られたあと、
情報処理は、一人一人特性が加わってしまうのです。
意(マナス)の中から、
適切な識別(覚性)がなされないと、
困った欲求行動へと走ってしまうようになってます。
アーユルヴェーダや出所が一緒のマクロビを楽しんでお勉強している方から、
体調不良の件でご相談を受けることが多々あります。
ご自身の実践で、自分に合う食事の内容に微妙に、
改変する必要があります。
たとえ書籍で説明されているような内容の実践をしてみても、
一人一人の結果は、違ってきます。
必要な栄養と、代謝の機能は一人一人違いますのでね。
安易に、炭水化物を急に抜いてしまったり、
蛋白質を気にしすぎて、変更したりカットしてしまうのは、体調不良を招きます。
身体の維持には大切な要素です。
医師にお伺いしたところ、
例えば、代謝機能において、
必要栄養素が摂取できない場合に、
①別の栄養素から、体内でエネルギー化で出来る人もいれば、
②必要栄養素でなければ、体内で賄うことが出来ない人もいれば、
③どちらの機能も持っている人がいると。
正直、試してナンボ。
自分の五感を使って、経験して調整していく必要があるのですね。
手間を惜しんで、知識を丸呑みしていると、
かえって病気を作ってしまうこともあるのです。
意(マナス)によって、望ましい結果にストレートに向かうこともあれば、
そうでないこともあります。
経験を重ねて、吟味して、自分らしい生活スタイルを作るようにしてください。