感情の交流は人間の絆をゆるぎないものにします
ですが使い方を間違えれば人間の絆を縛りつけるものにもします
親密感と距離感の狭間で自分の立ち位置がわからない
または維持が出来ない
相手の言動や行動に巻き込まれてしまう
または飲み込んでしまう
これらは心理作用の依存性と境界性が関わっています
他者を通して存在価値を評価され安心しようと無意識的に強く望んでいませんか?
他者との距離感をつくることは寂しがり屋の方は勇気のいることです
一見は否定的とも見れますが実は信頼感が無ければできないことなのです
癒着や同一化してしまうのは不信感が多分にあるからなってしまうのです
つまり適度な距離をつくれるカップルは
「距離をおいても大丈夫でしょう」とお互いが信頼し合っているのです
自己肯定感と自己信頼感を作れたならば癒着はそもそもおきません
見えない壁ともとれるものは礼儀と信頼で創られた絆です
刃のような言葉の向こう側にある
目には映らないお互いの柔らかな真実につながるまで
自分を見つめ続けてみてください
写真 Meno Istoria1